エノキさん

夕食のときでした。
エノキさんが瀕死の状態で現れたのです。
「エノキさん!大丈夫ですか?!」
私たちは何度も呼びかけましたが、
彼はピクリともしません。
私たちはあわてふためきつつも
彼を病院へ運びました。
院長は彼の命はあとわずかで
決して治らない、
そう診断しました。
私たちはショックで腰が抜け床に倒れこみました。
そんな!ひどい!人生って!人生って!
あ、エノキだからエノキ生?あれ?
私たちは嘆きました




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