栃木・茨城への旅2


運転初心者同士の命懸けの旅へ出発〜。


暇なので「妹に言われたい言葉」しりとりを始める。

「だ」−だってあたしお兄ちゃんの妹だもの
「の」−ノックしてよ
「よ」−夜のお兄ちゃん、違う
「う」−う○こ食べろ
・・・・・・中略・・・・・・
「お」−お兄ちゃんが大学落ちますように、だって受かったら東京行っちゃうでしょ、そんなのイヤ

・・・・・・中略・・・・・・
「て」・・・敵が来るよ

共に妹がいない男たちの熱い妄想による迷走バトルでした。こんな妄想お兄ちゃんたちは後半になるとディープになってきて「敵が来るよ」なんかは詳細な解説を要するものです。戦争の最前線に立たされた兄と妹、もはや勝ち目の無い戦争の中で自分たちの生まれた時代を恨む。あたしたちはどうしたらいいの?、どうしよう、そうだ、魂の世界で一緒になろう、あ、お兄ちゃん、見て!、敵が、来るよ、行きましょう、という涙ぐましい兄妹愛、セクシャル兄妹!

みたいなことをしながら『牛久大仏』に到着。

誰しもがすげー!と思うだろうけど実は心の底で 「これ作ったやつアホだ」 と思っていることだろう。なんていうか気味が悪いくらいデカイです。内部に入ることができますが、僕らが行ったときは修学旅行みたいなジジィたちが大量にいてエレベーターガールにちょっかい出したり、酒臭い口で大声出したりと大仏の体内でジジィの醜態さらしまくりでした。「こら!大仏の胸部あたりで騒ぐな!」と叱ってやりたかったです。


もうずいぶん田舎に来てしまった。田んぼと山が続く・・・。
メインディッシュのはずであった『ゆうもあ村』。更地になっとる!


びっこをひいた猫に出会う。茨城のこんな田舎のすみっこみたいなところで会うとなんだか運命を感じてしまう。ごめん、さようなら。

宇都宮はお祭り。餃子やラーメンを食す。宇都宮のヤングは 「なにかおもしろいことがあるんじゃねーの」 というノリで目抜き通りをブラブラしています。この日はカラオケに泊まる。

翌日は大谷資料館へ行きました。大谷石が採掘されているところです。写真↓を見てもわかるように崖が切り立っていて独特な風景をつくっています。大谷町は町全体がこんな感じで、ストーンシティなんて名づけてみたいです。



鉱山内部へ


内部はかなりひんやりしていて寒いくらいです。

この光景を見たとき感動で腰が抜けそうでした。管理されているとはいえ廃墟的な美しさを持っています。なんじゃここー!と叫ぶとなんじゃここー!と静かにコダマします。人生一度は行ったほうがいいと思います。開館時間に行ったので僕ら二人だけで、水滴の落ちる音だけが聴こえ神秘的でした。

途中からジジババたちが大量に侵入してきてペチャクチャおしゃべりするもんだから雰囲気台無しー。「こら!ここは美術館だと思えよ!このふだん味わえない雰囲気が魅力なんだろが!年とっちゃうとそういうのわかんなくなっちゃうの?」と叱ってやりたかったです。僕たちは彼らみたいな人間たちをウ○コと呼ぶことにしました。景観や雰囲気を台無しにする、という意味です。このーウンコー!

そのあとは大谷グランドセンターという廃墟に行く予定でしたが、侵入先を探してたら、うなぎ屋のオヤジに追いかけられたり、相方が「風呂入りたいよー」というので中止。

ろまんちっく温泉へ。いい風呂でした。


最後の食事。680円。



海外に行くのもいいけれど(行ったことないけれど)、日本にはおもしろいスポットがいっぱいあるのよ!もっともっといろんなところに行ってみたいです。はぁ、今度は尾道、鳥取砂丘に行きたいな。

読んでくれてありがとうございます。



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