−ネコナーデ病−

 みなさん、ネコナーデ病をご存知ですが?あまり知られていませんが、かかってしまうと人間を社会不適合者にしてしまうという恐ろしい病気のことです。実際患者になってしまった自称医者の猫山大五郎先生が以下のような詩を残しています。



 駅へ行こうとすると猫に会う
 なでなでしちゃう
 チクタク 時は流れる
 終電に間に合わない

 学校へ行こうとすると猫に会う
 なでなでしちゃう
 チクタク 遅刻連続
 退学させられた

 会社に行こうとすると猫に会う
 なでなでしちゃう
 チクタク 会社に行けない
 クビになった

 彼女に会う前に猫に会う
 なでなでしちゃう
 チクタク 彼女はもういない
 フラれた

 夢の中で猫に会う
 なでなでしちゃう
 いつまでも夢の中にいたい
 昏睡状態が続いた

 (こっからサビ) 
 なでなで なでなで
 なでてる俺が悪いのか なでさせる猫が悪いのか
 それとも社会が悪いのか そうさ社会が悪いのさ
 いやいや猫の存在か 猫を存在させているこの世界か
 宇宙か 星たちか ほかのもろもろか
 いや きっと 俺が 悪いんだろう


                 −猫山大五郎「俺の人生、ネコまみれ」




思わず 「猫山せんせーい!あんた悪くないよ、あんたぜんぜん悪くない!むしろかっこいいよー」って言いたくなりますよね。



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